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1995​.​8​.​31 東京

by CARNATION

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Sahanasazuki
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Sahanasazuki The End of Summerは、私の夏の景色を変えてしまった最も顕著な一曲で、久々に昔見たはずの(たぶん頭の中の)光景を、泣きながら思い出してしまった。
もはや演奏されることはないに等しいSSSは、どちらかといえば見せる飛び道具的な曲だった。冒頭の観客のどよめき具合がおかしくも楽しい(何を見ているかがわかる)。
Edo Riverは自分が馴染んで聴いていた感触より、少し捻れているのかもしれない。

野望の30代。直枝MCでは、なんとしてでもこの曲達を世に送り出すという意気込みに溢れていて、恐らく当時は必死だったかもしれないと想像しつつも微笑ましかった。

でも、彼らに出会ったのは、この数年後なのだけど。

あの夏の光景は少し変化したけれど、他の何かがすべて変わってしまったとしても(それこそ私自身がもう変わってしまったけれど)、この思い出す感覚は絶対に壊れることが無いようにと思う。
kuroshio
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kuroshio 35周年を目前に急激にファンになりました。かつてのライブをきくことができて感謝感激。
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1.
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8.
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MC 01:07
10.
Edo River 05:08
11.
夜の煙突 06:32

about

【直枝政広からのコメント】

テープが再発見されたのはたしか2年前。コロムビア期のリマスター盤を作るにあたってレアなブツを捜索中に、ひきだしの中からひょいと出て来た。聴いて瞬時にその熱気溢れる演奏に驚き、興奮した。懐かしいとか新しいとかじゃなく、純粋に楽しい。距離を置いて聴いてみて、ようやく自分のバンドのファンになれた気さえした。
1995年夏。『a Beautiful Day』発売直後のライヴだ。
曲が生まれてアレンジ、録音され、すぐにステージにかけた。その旬の風味がたっぷり味わえる内容で、迷いのない演奏、気合いの入り方は尋常ではない。
矢部の決して一打も崩さない完璧な(しかも歌心たっぷりの)ドラミング、構築の庭からなんとかぬけだそうとワイルドにもがくような鳥羽のギター、「Speed Skate Sightseeing」での盛り上がりを受けた棚谷が「ダイナマイト・ボイン」において爆発し、最高にはじけたピアノ・プレイを聴かせるところなど聴き所も多い。ライヴはこうでなくっちゃという場面がいっぱいあるので隅々まで楽しめると思う。それになんといってもこの時期ならではの豪華なゲスト陣の演奏も充分にこってりと楽しめる贅沢さ。「Edo River」なんてのは、やはりこのメンバーじゃないと絶対にあの味はでないというのを今回、特に痛感した。
日本コロムビア側の見解でも当時のマスターは「そのカセットテープ以外にない」とのことだ。元々、放送用の目的もあって録音されたものなので、ライヴ録音としてはかなりバランスも良く、テープ状態も極上だった。今回のマスタリングはぼくが担当。アーカイヴス制作には欠かせないNakamichi BX-150からProToolsに移植。EQで音の抜けを良くし、リミッターで適度なレヴェル上げを施した。
あの時期のレコードに一番近い音を実演し録音されていたということ、それをここに確認できることはもはや奇跡とも思う。ライヴは儚い。目の前でそれは消えてしまうものだから、一瞬だけでもこうしてかたちに残っていることはほんと音楽家としても幸せなことである。だから目一杯楽しんでください。今がいつでもどこでも「カーネーションはすごいんだよ」と自慢しちゃってください。

直枝政広

credits

released January 22, 2018

【商品トラックリスト】

01. 世界の果てまでつれてってよ
02. ハイウェイ・ソング
03. 車の上のホーリー・キャット
04. 市民プール
05. It's a Beautiful Day
06. Speed Skate Sightseeing
07. ダイナマイト・ボイン
08. The End of Summer
09. MC
10. Edo River
11. 夜の煙突


【MEMBER】
カーネーション
直枝政太郎:Vocal,A.Guitar,E.Guitar,Harmonica
矢部浩志:Drums
棚谷祐一:Piano, Organ, E.Guitar(M-06),Chorus
鳥羽修:E.Guitar
大田譲:Bass, Chorus

Guest Musician
大野由美子:Moog,Keyboard,Chorus
美尾洋乃:Percussion,Violin,Chorus
ロベルト小山 :Sax,Flute,Percussion,Chorus

Live at 新宿ルミネホールACT(1995.8.31)

Remastered by Masahiro Naoe

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about

CARNATION Japan

直枝政広(Vo,G)
Masahiro Naoe
大田 譲(Bass)
Yuzuru Ota

1983年12月 カーネーション結成。1984年ナゴムレコードよりシングル「夜の煙突」でレコードデビュー。以降、数度のメンバーチェンジを経ながら、 時流に消費されることなく、数多くの傑作アルバムをリリース。練りに練られた楽曲、 人生の哀楽を鋭く綴った歌詞、演奏力抜群のアンサンブル、圧倒的な歌唱、レコードジャンキーとしての博覧強記ぶりなど、その存在意義はあまりに大きい。現メンバーは直枝政広(Vo.G)と大田譲(B)の2人。 ... more

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