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『​御​堂​筋​横​断​』

by カーネーション CARNATION

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1.
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LEMON CREME 04:49
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MC #1 01:17
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獣たち 04:39
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ANGEL 07:09
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MC #2 00:38
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SOUL POWER 04:28
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Super Zoo! 04:06
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Runnin' Wild 08:42
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MC #3 00:12
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夜の煙突 05:52

about

2005年、カーネーションの3人が事務所設立。新体制後、初の大阪ワンマン公演「御堂筋横断」は、彼らのホームであった大阪バナナホール(現umeda AKASO)にメインステージとサブステージを設置し3部構成で披露。現在でもファンの間で語り継がれる伝説的な公演の記録である。

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「御堂筋横断」直枝政広

「御堂筋横断」は結成22年目の2005年11月13日の大阪バナナホールでの記録である。九段会館公演は前年の暮れ。つまりこれはHurricane設立前夜。avexから離れると同時に立ち上げたHurricaneという会社は最初から最後まで波乱続きだったのだが、そんな中でもアルバム『Wild Fantasy』(2006)やライヴ『Rock Love』(2006)など節目となる強い作品やライヴをいくつかモノにしたし、成功させている。この頃はまだマネージメントはSMAだった。
 2001年頃にトリオとなってからは精神的なプレシャーが長く続いたが、発表する音楽は常に意欲的で、『LIVING / LOVING』や『SUPER ZOO!』のスタジオ・アルバムの手応えがあったからこそ、シンプルな編成でも激しいライヴが成り立ったし、そこで培ったグルーヴ感も着実に進化していった時期だ。翌年7月に発表される『Wild Fantasy』へ着地するにはまだ時間があるが、この日は、物作りに還ろうとする意思と、その舞台で燃えつきようとするドライヴ感が渾然一体となり、プレイのデリケートな息遣いが手にとる様にわかるいいライヴになった。
 フレキシブルにゲストを迎えてきたし、もはやバンドはトリオという形態に強くこだわる必要はないだろうという思いがあった。音像もラウドに押し切るだけではなく、タイトな表現を探り始めた。だからアンプはマーシャルからVOX-AC30、そしてデラリバへ移行し、ギターもストラトからテレキャスへと自然と変わっていった。矢部浩志のスティール・ギターをフィーチャーしたアコースティックな編成もいつかその見せ方のフックになっていった。
 この『御堂筋横断』はトリオ編成。翌月には渋谷AX公演が控えていたが、それとは内容が大きく異なり、そのタイトル名の通り、大阪限定のイヴェントとなった。MCで「ローリング・ストーンズの東京ドーム公演をみて影響を受けた(笑)」と語っているが、会場の真ん中にセカンド・ステージを作り、アコースティック編成の見せ場を演出。曲ごとに立ち位置を変えて演奏をした。お客さんに囲まれながら歌う感触や、ホールの響きがとても良かったこともあり、この日のステージは過去の数あるライヴの中でも特に印象に残るライヴとなった。
 カーネーションはたったの3人なのにその音楽性は狭まるどころか、無謀ともいえるアイデアやアプローチを重ねたわけだが、そこにえも言われぬ独特な濃厚さが生まれていった。不自由な編成でのライヴをどうやって面白く見せるのかを考え、きっぱりと実演し得たのがこの『御堂筋横断』であり、その手応えは大きかった。
 まずはここでの新曲、その充実した演奏が聴きものだ。10年ぶりに発掘されたこの音源の中でも「ルネッサンス」と「Soul Power」のレアな響きには自分でも不意打ちをくらったし、隙なく練り上げられたグルーヴには驚いた。「Lady Lemonade」「獣たち」「PARADISE EXPRESS」などもすでに十分仕上がっているし、もちろんラウドな作品群も、セカンド・ステージでのスペイシーなアコースティックな響きも、あの今は亡きバナナホールでしかあり得ないものだった。
 2000年代の仕事を俯瞰する選曲、そして意欲的かつ異様なバンド・サウンド、静寂と轟音の両極のテンションを持つフレキシブルな演奏を自信を持ってお届けする。どうぞじっくりとたっぷりとお楽しみください。

credits

released June 8, 2017

『御堂筋横断』
2005年11月13日 (日)
会場:大阪バナナホール

CARNATION
直枝政広:Vocal,Guitar
大田譲:Bass, Chorus
矢部浩志:Drums

Mastered by Masahiro Naoe

license

all rights reserved

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about

CARNATION Japan

直枝政広(Vo,G)
Masahiro Naoe
大田 譲(Bass)
Yuzuru Ota

1983年12月 カーネーション結成。1984年ナゴムレコードよりシングル「夜の煙突」でレコードデビュー。以降、数度のメンバーチェンジを経ながら、 時流に消費されることなく、数多くの傑作アルバムをリリース。練りに練られた楽曲、 人生の哀楽を鋭く綴った歌詞、演奏力抜群のアンサンブル、圧倒的な歌唱、レコードジャンキーとしての博覧強記ぶりなど、その存在意義はあまりに大きい。現メンバーは直枝政広(Vo.G)と大田譲(B)の2人。 ... more

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